福岡大学工学部 電気工学科

就職・資格

就職

電気工学は幅広い分野に及んでいるため、大学で学びながら将来自分がやりたいこと見つけることができ、多岐にわたる求人企業の中から自分にふさわしい就職先を選択することができます。「電気工学科」には毎年、4000社以上から求人依頼が届いており、その分野は電力会社や電気メーカにとどまらず多方面に及んでいます。

主な就職先

卒業生の主な就職先はメーカやインフラそして建設設備・施工管理会社です。オフィスビルや病院、体育館等には空調や明かりが欠かせず、またトンネルや橋梁にも電気設備は必要です。建設設備・施工管理会社への就職者が多いのはそれらを扱うことができる電気系の技術者や設計者が必要とされているからです。

インフラ(電力・交通)

九州電力・JR九州・JR西日本・西日本鉄道・NTTファシリティーズ

メーカ(電気)

日立製作所・日産自動車・シャープ・ミツミ電機・西部電機・日立ビルシステム・三井ハイテック

建設・設備・施工管理

大成建設・大林組・竹中工務店・九電工・中電工・きんでん・栗原工業・東光電気工事・三栄電気工業・日鉄住金テックスエンジ・東芝プラントシステム・住友電設・大氣社・高砂熱学工業・新菱冷熱・三菱ビルテクノ

その他

福岡県警・水資源機構、新宮町役場、大野城市市役所

就職率の移り変わり

景気の波によって、わずかな増減がありますが、常に90%以上の就職率を保っています。ですが、最も重要なことは学生の皆さんが行きたいと思える企業に就職できることです。
そのために就職担当の教職員や就職進路支援センターが皆さんの就職をサポートしています。

資格

本学科卒業生には、電気設備の工事を行う企業に就職したり、メーカの工場に勤務して電気設備の保守管理を行う人も多いこともあり、就職活動に際して次の2つの資格を持つことが大きな強みになることがあります。

電気主任技術者

 電気主任技術者は発電所や変電所、工場やビルなどの電気設備の工事や保守・管理などを行うために必要な資格です(参考:一般財団法人電気技術者試験センター)。電気設備を設けている企業には電気主任技術者が必要であるため、必要性の高い資格です。
 電気主任技術者には取り扱う電圧によって、第一種から第三種まで分かれています。本学科で必要な単位を取得したうえで卒業し、就職後社会で一定期間の実務経験を踏むことで、試験を受けることなく資格を取得することができます。

電気工事士

 ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の工事には電気工事士の資格が必要になることがあります。電気工事士には第一種と第二種があり、本学科を卒業することで、第二種の筆記試験が免除されることがあります。

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