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自由な発想、新しい視点で研究を行う TSUJI Lab.
福岡大学 工学部 電気工学科 電気機器応用研究室
辻研究室
研究内容
RESEARCH
本研究室では、主にセンシング技術に関する研究を行っています。最近は、ロボットの皮膚となる近接覚・触覚センサに力を入れています。
ロボットの触覚センサ、近接覚センサに関する研究
近年、人と同じ場所で作業する協働ロボットへの関心が高まっています。協働ロボットが対象と接触し、安全に作業するために触覚センサが重要な役割を果たします。また、対象が人や壊れやすいモノの場合、安全確保のためには近接(非接触)にて対象を事前に検知する機能が要求されます。そこで、本研究室では、ロボットの皮膚に応用可能な触覚センサ、近接覚センサ、近接覚センサと触覚センサを融合した近接覚・触覚センサの研究を行っています。
触覚センサの研究の詳細
触感識別センサに関する研究
「触感」はモノの印象を決定する重要な要素です。人間が感じる「触感」は対象物の材質、硬さ、表面形状等により決定されますが、その触感は個人差があります。また、接触状態や温湿度等の周辺環境にも依存して変化するため、客観的な計測を行い数値化することは難しいです。本研究では、モノの「触感」を簡便に計測能なシステムを目指し、複数のセンサで構成されるセンサで測定した複数のデータをAI(深層学習)技術により解析する研究を行っています。
ヒューマンインターフェースに関する研究
ヒューマンインターフェースは、人とコンピュータや機械が情報をやり取りする装置です。例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置が挙げられます。本研究室では、新たなヒューマンインターフェースとして、指や人の動きを検出可能なデバイスの研究を行っています。
ハプティックデバイスに関する研究
近年、利用者に力や振動などの刺激を与えることにより、模擬的な触感を再現する触感提示(ハプティクス)技術が注目されています。本研究室では、「手軽で安価」なハプティクスデバイスを目指し、研究を行っています。
電気機器の状態計測に関する研究
電気モータは、様々な機器に利用されています。これらのモータの状態を簡便にリアルタイム測定可能なセンサシステムの開発を目指しています。
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