研究テーマ
現在の主な研究テーマは
レーザ光を使用した
各種媒質中の電界磁界ベクトル分布の計測
応用電気研究室では、任意の空間(電気機器内外あるいは大気環境)に
おける電界磁界ベクトル分布の計測手法として、電気磁気光学効果を利用
した方法に注目し、研究を進めています。
この方法の特徴は、測定対象が、気体、液体、固体に関係なく、光を透過
あるいは反射し、電界磁界によって複屈折あるいは光学活性と呼ばれる現
象を生じる物質で構成されていれば、広く適用することができ、基本的に、
測定対象への影響が少ないことです。
測定そのものは簡単で、測定対象を透過あるいは反射した光の強さを測
定するだけです。ただし、電界磁界の情報を含んでいる信号成分は非常に
小さい事が多く、意味のある測定をするには、いろいろな工夫が必要です。